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20世紀初頭の日本のタイポグラフィ、レタリング、商業美術

When Thu 05 Sep 0930
Where Innovation Hall
What Japanese
Who Florence Fu
日本の文字表記システムは、19世紀終盤から20世紀序盤にかけて標準化、視認性、効率性の向上が図られて変革を経たにも関わらず、現在でも世界で最も複雑なものの一つとされている。この間、明治の文明開化に伴って消費者文化が広がりを見せ、商業美術へのニーズも増加した。言語そのものの変革と商業とのぶつかりによって、レタリングとイラストレーションという形でタイポグラフィ、デザイン、広告の独特な交点が生まれた。この講演では日本の社会的、政治的な歴史とモダンタイポグラフィの進化を、1928年から30年まで刊行された全24巻の商業誌『現代商業美術全集』を通して見ていきたい。先駆的なデザイン評論家であった濱田増治によって刊行された本誌は、当時の最先端のデザインを商店や広告会社に紹介する情報量豊かな見本だった。各巻は西洋のデザインを写真付きで紹介し、無名のアーティストの素晴らしいイラストレーションや、濱田や同僚のエッセイで綴られていた。『現代商業美術全集』は日本と西洋との長い文化交流の歴史と、黎明期にあった広告に特化した表現力豊かなタイポグラフィ、そして日本のモダンデザインの基礎を論じるには最適な題材である。

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