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日本語テキストレイアウトの未来:動的でリスポンシブな文字組み

When Thu 05 Sep 1650
Where Innovation Hall
What Japanese
Who Yuki Ishioka, Nat McCully
近代の電子出版技術の開発では、日本語の伝統的な文字組みや余白のバランスの重要性などが十分に理解されず、特に可変レイアウトシステムはデザイナーの美意識に沿ってデザインを上手く再現できないようになっている。全角ボディを基本とした伝統的な設計法は完全にサポートされておらず、レイアウト上の空間の算出法は伝統に則ることができず、モダンなソフトウェアを使っても同じバランスを得るのが困難だ。この講演では、まず動的でリスポンシブなレイアウトを実現する上での課題を説明する。すなわち現在のレイアウトアルゴリズムは余白をコンテンツと同等な存在とみなしていないということだ。そのため、日本のグラフィックデザイナーの意図したものができないようになっている。ウェブデザイナーとブラウザエンジニアが直面する問題として、日本のウェブサイトの多くは印刷物版並みの見た目を実現するために、特定のウインドウサイズを想定し事細かにスタイルをハードコードしているのが見られる。そのようなHTMLページは柔軟性に欠け、異なるサイズの画面にリフローもできず、想定以外の環境での挙動はブラウザに丸投げしており、余白とのバランスは崩れてレイアウトが狂ってしまう。それを改善するには、デザイナーは和文フォントのメトリクスとテキスト配置位置の基準点をもとに高レベルなデザイン意図(コンテンツと余白のバランス)を可変可能にコード化し、ブラウザエンジンがそれをサポートするのが理想だ。フォントの新技術、例えばバリアブルフォントでの文字の向きが一定でない縦組み問題などを克服する必要があるし、デザインツールの側にもそれをサポートするUIが必要だ。

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